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インフラエンジニアのメモ

【読了】無敵の思考【レビュー】 ☆4

【概要】

この本は元2ch管理人のひろゆき氏が書いた本で、自分ルールを持つことでいかに得することが出来るかを説明した本です。

私たちは欲や感情に支配されて損な選択をしてしまうことが多々あります。
そこであらかじめ自分が得する自分ルールを決めておきそれに従うことで、
損する機会を減らし、さらには積極的に得を増やそうという考え方です。

本書では具体的に幸せになれるルール、仕事のルール、お金のルールの
3つのカテゴリのルールを紹介されています。

【感想】

ルール化するという考え方は実践的でよい
ぼんやり意識するのではなくルール化しそれを意識していくことで、日々の仕事や生活に反映させていけます。本書で紹介されているルールでいいなと思ったものがあればすぐ取り入れられます。

実践の難しさ
ルールを作ったはいいものの、それを守り続けることは困難だと思います。
本書ではルールの守り方は説明されていないので、どう守っていくかについては各々が工夫していく必要があります。

ひろゆき氏は論理的な人
ひろゆき氏を知らない人の中には、2ちゃんねるニコニコ動画など他にないサービスに関わってきた人なので、常識はずれな考え方をしていてもおかしくはないといったイメージがある人も多いと思います。
しかし本書の中では先輩には従うほうがいいといった昔ながらの習慣に沿った内容も書いてありました。
もちろんそれは論理的にそれが得だからという理になかった考え方をした結果なのですが。
ひろゆき氏が論理的に考える人であるとわかったと同時に、昔からある考え方には理にかなった理由があるものなのだなと思いました。