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インフラエンジニアのメモ

サクラエディタでCSV/TSVモードを使う方法

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サクラエディタCSVファイルの列を見やすく整形できます!

サクラエディタCSVファイルを開く時に、カンマの列ごとに揃えて見たくありませんか?
そんなときはCSVモードを設定しておくと便利です。

サクラエディタにはCSVをカンマ列で揃えて表示するCSVモードが備わっているのですが、
使うには最初に少し設定が必要です。
※今回はCSVでの説明ですが、今回の説明のCSVをTSVに置き換えれば、
TSVファイルも列を揃えて表示できます。

このような列の揃っていないCSVファイルが。。
左端に近い列は揃っているので良いが、右に進むに連れて列がずれる。
上下の行で列で列が揃っていないので、行同士の比較がしづらい。。 f:id:monaski:20180712230148j:plain

今日ご紹介する方法で、以下の通り列を揃えられます!
これなら上下の行での比較が簡単ですね! f:id:monaski:20180712230534j:plain

サクラエディタCSVモードを使う手順

少し長いですが、以下6ステップで簡単にできます!

1.サクラエディタのバージョンが2.3.0以上かどうか確認

CSVモードが使えるのは2.3.0以上からです。
もしバージョンが古い場合は、以降の手順でバージョンアップしましょう。
既に2.3.0以上の人は手順5.に進んでください。
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2.最新のサクラエディタのバージョンをダウンロードする

以下サイトから最新のサクラエディタをダウンロードしてください。

https://sourceforge.net/projects/sakura-editor/files/sakura2/

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3.ダウンロードしたファイルを解凍し中身を確認

ダウンロードしたファイルを解凍すると、中にexeが入っていることを確認してください。 f:id:monaski:20180712230232j:plain

4.exeを既存のサクラエディタのexeと入れ替える

既存のサクラエディタのパスを開きます。
私の場合は以下にありました。

C:\Program Files (x86)\sakura

既存のサクラエディタのexeをデスクトップ等に一時的にコピーします。(バックアップのため)
ダウンロードしてきたexeをコピーし、既存のサクラエディタのexeに上書きしてください。
以上でアップデートは完了です。
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5.タイプ別設定一覧でCSV用の設定を作成する

「設定」→「タイプ別設定一覧」を選択します。 f:id:monaski:20180712230322j:plain

「テキスト」を選択し、「複製」を選択します。 f:id:monaski:20180712230353j:plain

一番下に複製した設定が追加されますので、それを選択します
「設定変更」を選択します。
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6.CSV用の設定の詳細を設定する

①「スクリーン」タブを選択します
②「設定の名前」を自分のわかりやすいように適宜変更します。(ここでは「CSV」に変更しました。)
②「折り返し方法」で「折り返さない」を選択します。
③レイアウトの一番下にあるプルダウンメニューで、「CSV」を選択します。
④「ファイル拡張子」に「csv」と入力します。
⑤「OK」を選択します。
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以上にてCSV用のプロファイルが作成完了しました。

サクラエディタCSVモードでファイルを開いてみる

試しにCSVファイルを開いてみましょう。
もしCSVファイルのサンプルがない場合は以下からダウンロードしてきましょう。
気象庁のサイトで、最近の降水量のデータのCSVが公開されています。
気象庁|最新の気象データ | CSVダウンロード | データ部掲載内容

CSVファイルを開いてみると、カンマごとに列が揃ってきれいに表示され、だいぶ見やすくなりました! f:id:monaski:20180712230534j:plain

おまけ:サクラエディタCSVのある列を抽出する方法

列を揃えて内容を見てある列をまるごと抽出したくなったときは、
以下記事で説明している方法で抽出できますよ! monaski.hatenablog.com