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インフラエンジニアのメモ

【読了】やり抜く力 GRIT(グリット)【レビュー】 ☆3

【概要】

この本では、成功するためにはGRIT(やり抜く力)が必要だということを説明しています。

GRITとは、困難なことにもあきらめずに挑戦し努力し続ける力のことです。

成功するためのスキルを身に着けるためには才能×努力が必要ですが、
さらにそこで身に着けたスキルを使って成果を上げるためにはスキル×努力が必要です。
このことから、才能よりも努力できる人の方がより成功に近いといえます。

本書ではGRITを身に着けるためには、熱意・他者貢献・希望が必要だと
説明されています。

【感想】

改めて努力の重要性を知る。ただし新鮮味はない
日本人であれば小さいころから努力が大事であるということを教えられていると思います。
本書では著者があつめたデータもま交えて努力がなぜ重量かを説明しているため、説得力があります。
ただし、努力が大事なんてあたり前じゃないか、という感じで結論に新鮮味はないです。
しかし、なぜ大事なのかを知っておくことで、これからもっと努力できるようになると思います。

実践的な内容は少ない
では実際にどうすればGRITを身に着けられるかの実践部分の説明は弱いです。
GRITを身に着けるために熱意・他者貢献・希望が必要だとは説明されていますので、
これらを実践するための方法は読者が考える必要があります。
ただ、子育ての際の実践について書かれている個所は多かったように思います。

本自体が面白いわけではない
序盤は良かったのですが、途中から文章が単調で退屈してしまいました。データ収集や分析方法などについて淡々と描かれている個所が多いためと思われます。
結論だけ知りたくて途中経過に興味のない人は読みずらいかもしれません。読み飛ばしましょう。