【概要】
この本はマッキンゼーの採用基準についての本ですが、
その中でも特にリーダシップの重要性について説明した本です。
本書ではリーダーシップとは、成果を第一に考え行動することだと説明しています。
成果を上げるための最適解を選択するためには、チームメンバの案から最適な案を選択することが必要です。
そのためには各々が成果を第一に考え自発的に行動し、時にはリーダーシップを発揮しチームを先導する必要があります。
リーダーシップを身に着けるためには、バリューを出し、ポジションをとるということを、
仕事および生活で実践すること必要です。
【感想】
改められたリーダーシップ観
リーダーシップ=代表者というイメージが強く、全員には必要ないものという考えの人が多いのではないでしょうか。
そうではなくて、リーダーシップは全員が持っている必要のあるものだと説明されています。
本書ではリーダーシップ=成果を第一に考えることであり、全員で考える必要があるからです。
日本人のリーダーシップ不足に実感
例を挙げて日本人にいかにリーダーシップが不足しているかを説明しています。
その例と説明がわかりやすかったため、確かにそうだと納得しました。
リーダーシップは全ての人に必要
日常生活において、全ての人がリーダーシップを発揮できていれば解決できる問題は数多くあります。
町内会でお菓子があまっていたら、タクシーが混雑していたら、etc
自分の持つリーダーシップ観が改められ、リーダーシップが仕事や日常生活の中でいかに大事かわかりました。
リーダーシップを意識して行動していきたいと強く思いました。
ちなみに著者の伊賀泰代さん=有名ブロガーのちきりんさん説があるようです。
ちきりんさんはブログやTwitterで情報発信されていますので、本書を気に入った人は見てみるとよいと思います。