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インフラエンジニアのメモ

cactiで利用帯域を監視する

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cactiでサーバ等のインターフェースの利用帯域を監視し閾値を超えたらグラフ付きのメールを送信する

手順

1)必要プラグインのダウンロード
以下から最新のバージョンを確認しwgetする
プラグインはtholdとそれに付随してsettingsが必要になる。

http://docs.cacti.net/plugin:thold
http://docs.cacti.net/plugin:settings
cactiを入れたサーバのcactiディレクトリのpluginsディレクトリに入れて解凍する。
ファイル名に:が含まれていてうまく解凍できなかったが名前を変更すると解凍できた。

settingsは前回nectarをインストールした際に設定したのでここでは設定しない。
設定していない人は設定してください。
http://monaski.hatenablog.com/

2)プラグインの有効化
cactiのconsole画面左メニューPlugin Managementを選択
settingsとtholdがあるので、それぞれActions列の青い矢印をクリック。これでインストール完了
次に緑色の矢印が出てくるので、これもクリック。これで有効化完了。

3)閾値監視対象の追加
consoleの左メニューからNotification Listsを選択
閾値を超えた際のメール送信先をここであらかじめ登録しておく。

console左メニューManagementのThresholdsを選択

Addを選択し監視対象を追加する
監視したいHostとグラフを選択する。今回は利用帯域を監視したいのでTrafficを選択。
Alert High / Low SettingsのHigh Thresholdに閾値を入力する。
単位はByte/s。
1000単位なのか1024単位なのかはGraph TemplatesのBase Valueで確認し適宜変更する。
Alert Notification Listで閾値を超えた際のメール送信先を選択する。
最初に作成しておいた送信先を選択する。

閾値を超えると以下のようにグラフ付きの通知メールが届きます。
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参考: 小岩以上アキバ未満: Cactiがサーバーのトラフィックを取得し、監視するまで

http://www.unix-power.net/centos7/cacti_thold.html