今、家計簿アプリは驚くほどたくさんありますよね。
私も少し前から家計簿アプリを使ってみているのですが、
自分に合うアプリを探すまで苦労したので、
- それぞれのアプリを使ってみてわかった良い点悪い点
- 比較検討してわかった個人的ベストアプリ
について、書いてみます。
Zaim
最初に使ったアプリ。
なんとレシートを撮影すれば内容を読み取って自動入力してくれるらしい!
なにそれ凄い!ということで、入れてみた。
■良い点
レシートから読み込みできる
レシートを読み取り自動で家計簿を入力してくれる。
最初は感動するが、これが欠点にもなる。
webアプリがある
PCや別の端末からログインすればどこでも家計簿が見れます。
evernote連携やcsv出力
evernoteと連携しておけばもしもの時のバックアップになります。
品目のカテゴリまで自動で入力してくれる
⇒写真取り込みの際、品目のカテゴリを自動入力してくれます。
どういう仕組みなのか気になる。製品カテゴリデータベースでもあるの?
カテゴリがカスタマイズできる
カテゴリの中の小分類の名前を変えたり、非表示にできます。(これは後で紹介する楽zaimを使ったときに発見しました)
小分類が細かすぎて入力時に判断に迷い時間がかかるためストレスを感じていましたが、いらない項目を消したり項目名を変えることでシンプルにできます。
例えば、食事には朝食、昼食、夕食があります。私は収支管理わざわざ分ける必要性を感じないため、食費という項目を作成し、これらを1つにまとめています。
というか、この分類はどのように活用するのか謎。先月は朝食費が多すぎたから、今月は朝ご飯は少なめにしよう、とか?そんな人いるのか?
朝食や夕食を区別するのも難しい。外食する場合は簡単だが、スーパーでまとめ買いするときはこれは明日の朝食べようとか、考えないから区別がつけられない。
デザインがよい
後ほど色々家計簿アプリを触りますが、Zaimがデザイン的に一番かっこいいと思います。
■悪い点
肝心のレシート読み込みの精度。
そこそこ制度は高いとは思うのだけど、やはり100%というわけではなく、
結局間違っている個所を手入力したりするので、1つのレシートの入力完了までの操作数が増えるし時間わかかるしすごいストレスがたまる。
⇒だったら必要最低限の項目だけ手入力したほうが素早くできるはず
カテゴリ分類が細かいので入力時に迷う
迷うと操作が増え、完了まで時間がかかるのでストレスがたまる。
カスタマイズで分類を減らせるので自分で修正はできるのですが、入力時にカテゴリ選択で迷わないように工夫してほしい。
レシート画像は破棄される
レシート読み込み時の写真は破棄される
感想:そんな便利なものはなかった
レシート自動入力に期待して使い始めたものの、想像していたより使い勝手は良くなかった。
いや、確かに自動で読み込めるのは凄いのだけど。。。
中途半端に自動でも結局最後は人間頼みになるため、使い勝手はあまり変わらないことを学びました。
結論:手入力でいいや・・・
結局以下の結論になった。
入力は手でやりたい。
Zaimに限らずレシート読み込み機能は当てにならん!だったら初めから手で入力したほうが良い。
写真でレシートなどを保存したい
手入力だと後から振り返ったときに 必要な情報が抜けるかもしれないが、写真を保存できれば後から振り返れる
このような方針でアプリを探したところ、「ReceReco」がよさげだったので使ってみました。
ReceReco
二番目に使ったアプリ
写真読み込みだけでなく、写真メモが取れるのがよい。
かんたん家計簿 ReceReco(レシレコ)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.brainpad.recereco&hl=ja
■良い点
写真読み込み
写真メモが取れる
マネーフォワードと連携できるらしい
私は使っていないのでよく分からず。
レシート画像保存機能がある
レシート読み込み時の写真は破棄されず保存することができる
evernot連携、csv出力ができる
■悪い点
手入力がかなり面倒くさい
入力完了までの操作量が多いです。
手入力前提で使っていたので、そもそも目的に合っていなかった
写真撮影の際、品目のカテゴリが入力されない
手動ですべて入力しなければいけない(品目が10個とかあったら、すごく面倒。)
品目ごとでなく、1回の入力で全体としてカテゴリを設定できればよいと思ったが、そんな機能がなかった。
Zaimと同じで、カテゴリが細かい
細かいと、迷う。迷うと、操作量が増える。
カテゴリはカスタマイズできない
カスタマイズできればカテゴリが細かい欠点は解消できるのですが、カスタマイズ不可。
webアプリはない
感想:やっぱ手入力めんどくさい
当然といえば当然ですが、手入力は面倒です。
とにかく操作量が多ければ多いほど疲れます。疲れると3日坊主になります。
入力に迷う項目があると、項目を行ったり来たりして操作量は増えるし時間は増えるしで疲れます。
特にカテゴリの選択ですね。どのカテゴリに属させるべきか悩みます。
例えばReceRecoでは「家具」や「家電」は「住宅」カテゴリ配下にあります。
本棚を買ったときに、「家具」に入れたかったのですが、「日用品」配下や「教養娯楽」配下などいろいろ探してしまいました。
ReceRecoを使う目的だったレシート画像保存機能、確かによいのですが、
肝心の家計簿手入力が面倒だとそもそもアプリを使い続けられないので、そっちのほうがプライオリティが高い。
結論:とにかく簡単に入力したい!
Zaim、ReceRecoを使ってみて上記のように不満が出てきたので、以下のようなアプリを探しました。
とにかく素早く入力したい。
レシート読み込みではなく手入力で運用する場合、とにかく入力の簡易さがキモだ。
入力が面倒だと必ず3日坊主になる。
入力から完了までの操作が、なるべく少ないものが良い。
おおまかなカテゴリごとの入力がしたい
品目ごとに入力するのは面倒だし、そもそも細かい品目の情報までは必要はないなと思った。
カテゴリ選択に迷わないものがよい。
で、探していたら、「おカネレコ」がよさげでした。
おカネレコ
とにかく素早く入力することに主眼を置いた家計簿アプリ。
実際には使わなかったが、調べた情報を書きます。
■良い点
少ない操作で素早く入力できる
カテゴリが表から選択できるため、
一目でほとんどのカテゴリを見渡せるため選択しやすい
カテゴリがカスタマイズできる
レシート画像保存機能がある
レシート読み込み時の写真は破棄されず保存することができる
■悪い点
webアプリは有料会員のみ
evernot連携、csv出力は有料会員のみ
感想:良いのだけど、もう少し機能が充実していれば・・・
有料会員になれば機能が増えますが、続くかわからない家計簿アプリにお金は払いたくない。
もっとほかのアプリはないのか・・・?
と、探していたら、zaimの入力を支援する「楽zaim」なるアプリを発見。
これがこれまでの悩みを解決してくれていて、結構良い。
楽zaim
Zaimへの入力を支援するアプリ。
単体で使うのではなく、Zaimとセットで使う。
■良い点
おカネレコのように素早く手入力できる。
■悪い点
カテゴリの選択がセレクトボックスからの選択
かなり下にスクロールしないと選択できないものもあり、手間がかかりストレス。もっと選択しやすくしてほしい
ただ、Zaim側でカテゴリをカスタマイズし、極力無駄な小分類を非表示にすることで、改善は可能。
楽zaimを使えば、zaim(多機能)とおカネレコ(簡単手入力)のいいとこどりができます。
しばらくzaim + 楽zaimで運用しようと思います。
感想:簡単な入力 & 充実の機能。これぞ求めていた家計簿アプリ
おカネレコのようなシンプル簡単に入力ができ、いざとなれば外部出力など様々な機能が使え、頼りになる!
まとめ 各家計簿アプリ比較表
最後に、それぞれのアプリの機能比較をしました。
Zaim | ReceReco | おかねレコ | Zaim + 楽Zaim | |
---|---|---|---|---|
レシート読み込み | ○ | ○ | ○ | ○ |
手入力簡易さ | ○ | × | ◎ | ◎ |
外部出力 | ○ | ○ | △ | ○ |
WEBアプリ | ○ | × | △ | ○ |
レシート画像保存 | × | ○ | ○ | × |
カテゴリ編集 | ○ | × | ○ | ○ |
UIのかっこよさ | ○ | △ | △ | ○ |
この比較表で見ると、やはりZaim + 楽Zaimが総合的に最も得点が高いです。
欠点はレシート画像保存ができないくらいです。
おカネレコはなかなか良いのですが、無料で使える機能が多いZaim + 楽Zaimに分があります。
ReceRecoはマネーフォワードとの連携部分については評価できていないので、
そこを考慮するともっと便利な使い方があるのかもしれません。